人命救助

今日もまた、鷲の湯へ・・・
熱々の天然温泉から水風呂に移動して、アタシは至福の抜け殻となっていた。

意識はもう、どこぞへ飛んで行ってしまってるアタシの耳に
何やら「ワァワァ」という音がはるか遠くに聞こえてきた。
音のする方に目をやると、人間がバシャバシャしている。

スウっと現実に戻る。

隣の大浴槽でお婆ちゃんが気絶して溺れている。
それを、浴客おばちゃんが抱えて「助けて助けて!!!!」と絶叫している。

それから、アタシは電光石火の如く、水風呂から大浴槽に駆け込んで
助太刀に入り、お婆ちゃんを水から担ぎ出した。
いやぁ、もう夢中でお婆ちゃんの頭を水から出す。
それから、浴客おばちゃんと銭湯の従業員のおばちゃんと三人で湯船からお婆ちゃんを外に出す。

すっかり意識を失っていて、骨と皮だけのガリガリのお婆ちゃんだったけど
何だかとても重たかった。
私は見かけによらず、すごい非力なのです。
本当は独りでお姫様だっこのようにお婆ちゃんを抱えられたら
もっとスムーズに浴槽から救出することが出来たのでしょうが
私は落っことしては大変なので、及び腰でゆっくり救出しました。

お婆ちゃんはしばらく、死んだように倒れていたけど
何故か私のふくらはぎを、しっかり握りしめてて離しませんでした。
そして、10分くらい経った所でシッカリと意識が戻ってきました。

いやぁ、ビックリしたけど、一安心。

再び温泉に戻ってお湯につかっていたら、身体が痛くなってきた。
お婆ちゃんを落とさないようにと緊張して
身体に極端に力が入っていたみたいです。

いやぁ、なかなか大変な経験でした。
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by kokuzo89 | 2010-11-27 21:35 | 事件 | Comments(1)

Commented by とみこ at 2010-11-28 16:58 x
ようやった!人を助けるなんて一生のうちに殆ど無いことだからとっさに行動できた事を褒めてあげます。そしてお疲れ様。