異文化なんや

昨日、おふろの国でみそラーメンを食べている時、不意に何の脈絡もなく
「きょうび」という言葉が頭をよぎった。
多分、生まれてこの方、自分自身ではたった一度も使ったこと無い言葉。

よぎった後に「『きょうび』は絶対関西弁やろな」と思った。
テレビでコッテコテの大阪人が、時代遅れな何かを嘲笑するシチュエーションが浮かぶ。
というか、それ以外のシチュエーションは全く浮かばない。

「横浜に来て4年半。もうすっかり身も心もハマっ子になった。」と
どこかの飲み会で宣言すると必ず笑いを取れる、私なりの鉄板ギャグなのですが
私は自分が生まれ育った地域の言葉を愛しているので
関東に来たからと言って、関東イントネーションにシフトする気はサラサラ無いのです。
とはいえ、周りの環境の力というのは侮れないモノで
例えば「あかんやん」と言わなければならないところで
「だめじゃん」の方が先に口をついて出てきたりするのです。

それはそうと、関西特有の言い回しなのに全国区やと思いこんでいるものが多くて
時々「え?これも関西弁なん?」ということになる。

「めばちこ」とか「さむいぼ」とか「あおたん」などは
まぁ、いかにも関西、という感じなので方言と自覚できますが
なんと「押しピン」が関東で通じない場合があるらしくビックリ。
あと、カッターシャツも西日本の言い方なんだとか・・

こういうのは確実に標準語だと思い込んでいる言葉です。
探せば、なんぼでも出てきそうです。

言葉だけでなく、先日、非常に驚いたのが、関東人は
「鶯ボール」を知らないのです!!
かつて、関東に「おにぎりせんべい」が無くてビックリしたので
まぁ、鶯ボールが無い事だって、そんなに騒ぎたてることではないのでしょうが
あの、カリカリのこげ茶の部分とグシュと柔らかい白の部分が
絶妙のハーモニー(大袈裟)の心ときめくお菓子なのに。
しかも髪の毛を真ん中で分けた顔みたいなキュートなルックスも独特で
あれが全国区でないなんて勿体ない!!

と、自分が異文化社会に生きていることを、そんな些細なことで
痛切に感じたりするのです。

ところで・・・長いお笑いブームが下地となり
倖田來未やら大塚愛など関西弁丸出しのアーティストやら
グラビア界でも関西弁を操る人気者が出てきて
世の中「女の関西弁はカワイイ」という事になってきてる。
私も若い女の子から「関西弁、イイですね」とか「カッコイイ」とか
「私も喋りたい」とか言われる事が多くなりました。
だいたい賞賛するのは若い女の子です。
年代問わず男性からは言われませんし、年配女性からも言われません。

関西弁を褒められるのは別に悪い気はしませんが、
正直、全然嬉しくもありません。
だって、しょせん「イイんじゃない?」的な上から目線な訳でしょ?

「君らにどうこう言われるまでもなく
 関西の言葉が素晴らしいのは当然のことなのだ!」

と、ミョーな所でナショナリスト・・・
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by kokuzo89 | 2008-10-19 11:45 | 徒然 | Comments(0)

ぼちぼち復活 のんびり更新


by kokuzo89
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