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お彼岸真っ只中

通勤路のあちこちにヒガンバナが咲いています。
いつ見ても、けったいな姿で、目を奪われます。
けったいと感じる理由は極めて単純で、葉っぱがないから。
素晴らしくまっすぐ伸びる茎から突如、派手な花がバーンと弾けてる。
そういうの、植物としてどうなのよ?と思ってウィキペディアを見た所
なんと、花が枯れた後に葉っぱが出てくるのだそうです。
知らなかった〜〜

曼珠沙華とも呼ばれることは知っていましたが、それ以外にも別名が多く
死人花、幽霊花、地獄花、剃刀花、狐花、捨子花など
はっきりと不吉なイメージの名前で呼ばれることが多くて
驚くべきことに、日本での別名・方言が千以上もあるんだそうです。
そんなに色々な名前で呼ばれる物って他にもあるのかしら?
やはり、あの独特のけったいな姿が人々の心を妙に掴み
イマジネーションを刺激したんでしょうね。

もし、私が名前をつけるとしたら・・・・蛇花かな・・・って
昨日、ヒガンバナを見ながら考えていたのですが
今、蛇花でググってみたら、蛇花=ヒガンバナの別称とのこと。
なんだ、すでに同じような事を考えた人がいたんですね。
まぁ千もの名前を持っているのなら、蛇もあって当然だわな。
だって、あの茎しかないシンプルな作りは、手足のない蛇を連想させるもん。
それに蛇の出そうな場所でよく咲いてるし・・・
おどろおどろしいイメージも共通してるしね。。。

お彼岸の頃に咲くからヒガンバナなのですが、お彼岸っていつのことなの?
と、過去の人生の中でも何度か疑問に思って調べたりした記憶があるけど
私の頭に定着してくれないから、今回もまた調べました所
春分の日と秋分の日を中日として前後各3日の計一週間がお彼岸だそうです。
で、カレンダーを見たら、今日(9/26)はお彼岸の最終日です。
ヒガンバナ、バッチリやね!

「彼」という漢字を「ひ」と読むのは、彼岸くらいしか知らなくて
「かれ」や「かの」をあまりにも頻繁に使うので、「ひ」はちょっと違和感あるけど
考えてみれば、構成要素の「皮」は「ひ」な訳で、ごく自然な読み方なのだ。
「彼」を「かれ」でなく「ひ」と読んだら、英語の「He」と意味も読みも一緒だ〜〜!
「彼氏」は「ひし」で「彼女」は「ひじょ」。う〜ん、やっぱり変だな。

by kokuzo89 | 2017-09-26 05:22 | 徒然